ただひとりの友、ただひとつの真実 [マイフレンド] [柘榴石亭]
うっかり村八分ナイトメアと友情を育んでしまった蛮族を倒す話。
プレイヤーはNPCが出そろったところでまあそういうことかな、と当たりを付けてはいたのですが……。
アネットの中で一番確かな価値観ってなんだろう、と思うと、それはもちろん神官としての立場で。それが彼女の正義。
蛮族がいると聞けば討伐に行くのが当然だし、冒険者の宿の親父は信頼してるし、怪我をした人がいたと聞けばできることはないか考えるし……。
神官だからなのか元々の性質か。そして神官だから正直を美徳とする、ということもあるかもしれないけど、どう考えても腹芸は無理なので一緒に騙されてみたりしました
……うんごめん。
途中でシナリオの筋を力業で曲げちゃってる自覚はあったんだけど、惨劇の場に連れて行く選択をしました。
あと、月光アホっ子選手権とかあったらかなり上位に食い込みそうだと思った。
中の人は別にアホだと思って動かしてるわけではないんですけどね。……思考のバイパスが他の人と違うだけで。(怪我→治療とか蛮族→倒すとか、こうやって書くだけなら普通に見えるでしょ(*´ー`*))
プレイヤーとしては、少女にどうなってほしかったのかなぁ……。
多分オーガバーサーカーはそれまでの人生もとい鬼生で、たくさん人族を手に掛けてると思うのですよね。その事実を突きつけて、考えを進めてみてほしかったかもしれない。
自己正当化と言えばそれまでですけどね。倒すというこちらの判断は一瞬(アネットにはちょっと時間いただきましたが)なので、彼女にも何か答えを見つけてほしかったような気がする。
一ヶ月のイレーネとのやりとりで、その辺に気づくことはあると思いますが、さてどう転ぶやら……。
しかし村人にとってそうであったように、オーガバーサーカーにとっても少女は『蛮族』であったわけで、その点だけを見ると彼女は既にダークナイトだったのかなあとも。
以下蛇足。
「閉じ込められて目隠しをされているのは、彼女だけじゃないと思うねえ。そういう集団相手に商売をしようとすると、いつも失敗するもんだ」
「私が守らねばならない村人とは、村に住んでいる者たちのことだけではないな」
「村人たちの言いてえことはわかる……が、他にやりようは本当になかったのか?」
「わたくしの憧れの君の相棒はナイトメアでしたけれども、それはそれは有能な戦士でいらしましたのよ。才能のある者を埋もれさせておくなど、わたくし許せませんの」
「目が見えなくてもこれだけ暮らせれば旅もできるだろーし、歌は歌えるだろ。なんなら少し付き合おーか、こんなとこにずっといても、腐っちまうだけだぞ。おれらと違ってずっと若ぇんだからさ」
ここまでが連れ出し希望組。
「……(・・)?」
※オーガバーサーカーを倒すことが大前提。それで少女が仇を取ろうとするなら迎え撃つし、人族を恨んでダークナイトとなれば討伐するし、ここを離れたいというなら護衛するし。何を困らなければならないのかがわからない。
「なんだか……あたしは恵まれてたんだなって……ごめん」
※それどころではない人
タグ:アネット
「あんたを逃がすための紗を織ってやる」[Sleeping Beauty] [柘榴石亭]
選択系ですよ! 寝た子を起こすかどうかの選択系。→起こさない
選択系に於ける1つの重要なファクターが『生き死に』であることは論を俟たないと思うのですが、今回は募集時に提示されたコメントネタが『理想の生き方/死に方』。
そのひとつとしてシナリオ中で示されたのは、老いて死に、家族や近所の人に囲まれての葬送。
不自然な手段で呪いによる家族の死を回避している依頼人が、それに接して思うことは……。
とにかくミジカはかわいいし、エレックは優しいいいお兄ちゃんだし、イレーネもさりげない優しさが光るし、ルイ君はいっしょけんめいだし。
そんな中ウォルトは、中の人曰く『こんな奴だったのか……』(笑)
内側から制御してたのは次の一言あたりまで。
22:13:14 <Walt_G > 「じゃあ、帰ったら引っ張りだこだろう(笑)」
他のキャラが疑義を呈していた、『村の人がタキ(依頼人であり選択をする人)に頼りすぎている』ということは問題視していなかったようです。それは、これが(これこそが)ウォルトがなりたかった姿でもあったから。師匠の巡回の供をしたことが何度かあって、だからこうなるとは予想していたし、神官の仕事であるといっそ誇りも持っていた可能性もあります。
こんな年にもなって、また声を聞いたのはニールダで、それで自分の村には帰れないため(飢饉に喘いでいた村が地図に残っているかもわかりません)、応募文でも家族についての語り出しは沈黙の一行なのですが。
そもそもウォルト君、神官である他人を見るとき、その人個々の黒かったり青かったりするところよりも『神官である』ということのほうが大きく見えてしまうようです。神官とはこうあるものだという概念や、自分もいつか神官と呼ばれる人間になりたいという目標とかがちらついて。
アイリーンのこととかどう思ってんでしょうね(笑)
そのくせが、タキさん相手にも抜けてない。
ただ、深く知ればきっとその個性や苦悩に思いを致すことができるかもしれない。
23:08:55 <Walt_G > 「……そのぐらいでいいんじゃねえのか。あんまりあれこれして貰うと、今度はきっと感謝の念って奴を忘れちまうからな」>タキ
……そうなの?(笑)
で、何者がこう言わせたのか私にもよくわかってない。
00:53:03 <Walt_G > 「……そうか。タキさん、あんたは自分の人生を生きたいんだな。姉さんのために用意された人生じゃなく」
以前の選択系の感想でキャラによる本質の捉え方の話をしましたが、このあたりにザイアでなくニールダだったことの意味があるのかもしれません。
啓示の内容共々、いつか明かされるでしょう。
それにしても、ウォルトが疑問に思っていないことを指摘したのが、同じように神官になりたかったミジカというのが面白いところですね。
ウォルト自身も、冒険者として信仰を深めようとすると、第一に怪我を癒すことを求められるけど、それは守っていると言えるのか? という気づきに至った模様です(プリースト、5止めの予定を確定)。
ウォルト君は説法下手そうだなーと思ってましたが実際下手でしたね……あとでこっそり落ち込むんだぜ(笑)
おまけ:応募文再掲
・理想の生き方について
「誰かを守れるようになることが俺の、ああ、なんつうか、人生の目標だな。
感化されすぎだって? しょうがねえだろ」
……純粋培養ザイアですからね……しょうがない(笑)。
・理想の死に方について
「死に方に理想もなにもあるもんかねえ……。神殿やら戦場でくたばった奴はたくさん見て来たよ。
ああ、誰かが泣いてくれるといいな。それですぐ立ち直ってくれればいい」
……いい死に方の話じゃなくていい葬式の話ですなこりゃ。
・家族について
「…………。
ザイア神殿が家みたいなもんだと今では思ってる。帰るところがあるのは、いいもんだな。
ニールダ神殿はあれだ、就職先」
……一行目は前述の通り。三行目は義理で足したらしい。二行目は使い回しの利くいいフレーズです(何
・人助けについて
「神殿にいた頃は奉仕活動ってのもやらされたけどな……、そういうのとは違うんだよな?
まあ、俺のちっぽけな力でも何か誰かを助けられるんなら、幸せなことだと思うぜ」
……あんまりそういうのとも違わないと思うよ?(笑) まぁ、がんばれ。
天から降ってきた誓い [恋人たち] [柘榴石亭]
……タイレンさんの卓は、“ひどい”が褒め言葉なんですが、そのひどさにも多彩さがあるというか、
真似できん。(笑) (したいのか)(割とね)
さて今週のヒドイさんはー?
- 大味
- トレンディ
- サーバ規約万歳
の三本でお送りしましたー。いや、一本ですが
大きい人たちが村の祭りに使う祠の前で濃厚なベーゼを。そんな卓。
しかし更にひどかったのは私のような気もするぞっと。
00:44:26 <Judit_G > ではタイレンさんの以前のセッションにオマージュして
00:44:33 <_GM_tai > とにもかくにも君たちは依頼を達成した
00:44:37 <_GM_tai > なぬ?(笑)
00:44:44 <Judit_G > 「いずれにしても、わたくしがもし好き合う相手ができたとしても──」
00:44:56 <Judit_G > 「この方たちのようにはなりませんわ。この祠に、誓います」(笑)
00:44:33 <_GM_tai > とにもかくにも君たちは依頼を達成した
00:44:37 <_GM_tai > なぬ?(笑)
00:44:44 <Judit_G > 「いずれにしても、わたくしがもし好き合う相手ができたとしても──」
00:44:56 <Judit_G > 「この方たちのようにはなりませんわ。この祠に、誓います」(笑)
この、以前のセッションというのは感想も書いた愚かな恋のお話のことで、最後にアイリーンが祠に誓ってたのをインスパイア。
……ジュディットさん、冒険物語に影響されて冒険者になるくらいですから、ドラマチックなこと好きなんですよ。
うん、なんかプレイヤーの暴走(?)がイマイチ誤魔化しきれてないけどいいよね!
余談ですが、考えてみれば人族と蛮族って相容れないものだから、討伐するしかないけど、単純にこういうことしたかっただけの奴ってのもいるんでしょうな……。
バルバロステイルズ、まだ読んでないけどな!(笑)←やっと買った
タグ:ジュディット
万感の一言 [愚かな恋のお話] [柘榴石亭]
価値に気づくとき [永遠の一瞬] [柘榴石亭]
通りすがりの人を助けるのもロマンなら、その人たちがいかにも何か隠してそうなのもロマン。
というわけで、あらゆる手を尽くして(?)駆け落ちカップルの失恋を阻止しようとするお話でした(※PL視点)。
言葉を尽くして、だったかもしれない(笑)
上でリンク貼りました、ハノンさんのブログでは
ヴィオラはいろいろなことが心の琴線に触れてたみたい(笑)
とか言われてましたが……何だろう(笑)。三角関係とか、駆け落ちにはトラウマないみたいですね。むしろ、理解しやすい恋愛のカタチ?
ハクロに未だに(※セッション開催時)隔意があるのは、その考えてることがよくわからないということでもあるのでー……
まあ、今回は三角関係以前って感じでしたけどな(笑)
寿命のことについても、なんか言ってましたが(笑)
リルズ様に関しては思うところ……あるけど(笑)、家族や仲間を大切にしなさいよ、というあたりは一応、街で布教してるおじさん(『赤心~』で「あのおじさん」って言ってる人)の説教で聞いたことがあるイメージ。
それはヴィオラさんのモラルにもかなうフレーズなので、出てきたんだろうなぁ。
いずれにせよ、この自分の発言で何かに気がついたような、何かを思い出したかもしれないような。
その後の卓で言ってましたが『恋愛するなら将来の結婚相手と』。
そして周囲に祝福されて結婚すべき、という考えもあるみたい。
これはモラルなのか、それとも、(乙女の)ロマンなのかな?
おまけ:
03:16:33 *** Shijima has left channel #Garnet_ツツジ (ヴィオラ「恋したいなー」)
03:17:33 <#Garnet:Shijima > いえーい(踊
03:18:12 <#Garnet:Shijima > 基本的に落ちメッセは独り言なので
03:18:16 <#Garnet:Shijima > まあああいうことも言います(笑)
03:18:31 <#Garnet:Shijima > 言った瞬間周囲に人がいないかキョドりつつ確認するけどな(爆)
03:16:33 *** Shijima has left channel #Garnet_ツツジ (ヴィオラ「恋したいなー」)
03:17:33 <#Garnet:Shijima > いえーい(踊
03:18:12 <#Garnet:Shijima > 基本的に落ちメッセは独り言なので
03:18:16 <#Garnet:Shijima > まあああいうことも言います(笑)
03:18:31 <#Garnet:Shijima > 言った瞬間周囲に人がいないかキョドりつつ確認するけどな(爆)
タグ:ヴィオラ
フィフティ・フィフティ [今は平穏を望む リテイク] [柘榴石亭]
100606 「今は平穏を望む リテイク」キャスターGM
ヴィオラ イレーネ、コロナ、フレイ、クロウ
高価な品を運ぶ冒険者達の前に現れたのは、一人の少女……。
目的地を目の前にして、彼らが告げられた言葉とは?
ヴィオラ イレーネ、コロナ、フレイ、クロウ
高価な品を運ぶ冒険者達の前に現れたのは、一人の少女……。
目的地を目の前にして、彼らが告げられた言葉とは?
「半々」 人を信じる確率です。(100の質問参照)
怪しい人は信じない、自分についての情報を見せない人も、綺麗なことを言う人も。
いろいろあったろうからなあ……、でも、人を信じるのは美しいことだ、とも叩っこまれてるから、おおっぴらに疑うこともできない……こんなところにも(い)たばさみが(笑)
そんなヴィオラですが、リルズ様。ちゃんと、信じてますよ?(笑)
蛮族に相対すればライフォス様に、ご飯のことを考えるときはティダン様に祈る、無印の農民のよーな信仰ですが。
……リルズ信者とは言えない? ごもっとも。
しかし、プレイ中はダメージ魔法とバイタリティが楽しくてしょうがない……。
どうしたもんか(笑)
さて、クライマックス。直前の別の卓でもそうだったんですが、早めに結論を出してしまうようにしているです。
なぜなら、ポジティブさはファストアクションだからね!(笑)
タグ:ヴィオラ
グループ学習 [英雄の子孫と魔剣 Take2] [柘榴石亭]
ツッコミがいないんじゃない。
ボケしかいないんだ。
でも最大のボケは卓が立ったことだと思うます……。開催の経緯はGMのブログ参照で。
……みんな、期待の病人だなぁ(笑)
とりあえず開始時に各人が心に決めたのは「それでも進行はしよう」
……ボケを自重するとかじゃないんだ。
冒頭から飛ばすマリエルと彷徨うアネット。
ビィちゃんとミレーナが比較的常識人に見えましたが、それは罠です。
そういえばTake1参加者の某あましずさんが「マリエルとアネット初めて」って言いながら見学されてましたが……、どうだったんでしょう(笑)
中学生の修学旅行というフレーズがその辺をうろついてますが、遺跡ってつまり京都奈良みたいなもんなんでしょうか。
そう考えれば、修学旅行でも間違ってないよーな気もします。 ※前提が間違ってます
そんなノリで花も嵐も踏み越えて、いや女の子だけど。
遭遇した戦闘は、危なげない前衛とは裏腹に、ライトニング☆クリティカル、スリープを次々被弾するアネット。
でも、援護楽しかった!(笑) とかプリーストが言ってみます。だってほんとに危なげなかったんだもの……(笑)
ところでラスボスが、まるで迷子になった他校の同級生のように見えていたのは内緒だ。
(*゚ロ゚)ハッ!! そうすると、入り口で出会ったのはバスガイドさんと運転手?
…………。
……ラスト、途中の進行がんばってたミレーナお姉ちゃんが、盛大に一発持って行きました(笑)
タグ:アネット
責任の取り方[万の眠り:take2] [柘榴石亭]
100509 「万の眠り」take2 archGM
ヴィオラ アーニティ・アニー・ハノン・SSたん
遺跡の上に建つ街、それは人の想いの上に建つ街。
静かに座すのは、想いをどこかに置いてきてしまった眠り姫……
ヴィオラ アーニティ・アニー・ハノン・SSたん
遺跡の上に建つ街、それは人の想いの上に建つ街。
静かに座すのは、想いをどこかに置いてきてしまった眠り姫……
……と、なぜか酒盛りをした話(笑)
まー、とにかくSSたんがおっとこ前でしたね、言うことなすこと。マギテもむっちゃ楽しんでたしなぁ。
ブリジットから見ると、小気味よく映ったようです。そして、とことん人の上に立つ相ですね(笑)
しかし一発ネタのおもしろさはハノンの「パペットマペット」に軍配でしょう。懐かしすぎるよ!(笑)
ハノンも、いろいろ考えて気を回してくれていたナイスなお兄さんでした。
あと、結構ポジティブというか、思考が明るい方を向いているような。和みます。
アニーは、かなり感情移入している様子が伝わってきました。
前々から思ってたんだけど、プリーストっぽくないよね!(笑) いやそれが善し悪しとかではなく、
無印で言うならシャーマンみたいなフリーダムさがちらほらと……。
アーニティ君は対照的に、ひたすら距離を置こうとしていました。
SSたんに言われていた『思春期』っていうワードがハマりすぎてて、私の中ではそれしか印象がなく(笑)
っていうよりそれを言えるSSたんっていったい、みたいな話でもあるよーな。
という顔ぶれの中に、敢えてブリジットを投げ込んだ私。
選択系においての彼女は、特にどちらという思想があるわけでもないんですが、何となく前に歩いていける、救いのある方を選んでみて、それを選んだことでやらなければいけないことが発生すれば責任を全うする、というようなタイプらしいです。
……あれ、ちゃんと脳筋じゃないか(笑)
「こういう考え方もできないか? 我々は彼女の友人だ、だから彼女が道を外そうとするなら、それを止めてやるのも友情だろう? ならば、
緩慢といつか何かが起こることを待つより、責任が取れる形でそれをするのも」
その焔は碧 [LIVE or LIFE] [柘榴石亭]
パンヤの絵文字を使用しております。
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