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「あんたを逃がすための紗を織ってやる」[Sleeping Beauty] [柘榴石亭]

20101214 「Sleeping Beauty」アザレアGM
 ウォルト イレーネ エレック ミジカ ルイ
 こんなキャラだったのか!


 選択系ですよ! 寝た子を起こすかどうかの選択系。→起こさない

 選択系に於ける1つの重要なファクターが『生き死に』であることは論を俟たないと思うのですが、今回は募集時に提示されたコメントネタが『理想の生き方/死に方』
 そのひとつとしてシナリオ中で示されたのは、老いて死に、家族や近所の人に囲まれての葬送。
 不自然な手段で呪いによる家族の死を回避している依頼人が、それに接して思うことは……。
 
 とにかくミジカはかわいいし、エレックは優しいいいお兄ちゃんだし、イレーネもさりげない優しさが光るし、ルイ君はいっしょけんめいだし。
 そんな中ウォルトは、中の人曰く『こんな奴だったのか……』(笑)

 内側から制御してたのは次の一言あたりまで。
22:13:14 <Walt_G > 「じゃあ、帰ったら引っ張りだこだろう(笑)」
 他のキャラが疑義を呈していた、『村の人がタキ(依頼人であり選択をする人)に頼りすぎている』ということは問題視していなかったようです。それは、これが(これこそが)ウォルトがなりたかった姿でもあったから。
 師匠の巡回の供をしたことが何度かあって、だからこうなるとは予想していたし、神官の仕事であるといっそ誇りも持っていた可能性もあります。
 こんな年にもなって、また声を聞いたのはニールダで、それで自分の村には帰れないため(飢饉に喘いでいた村が地図に残っているかもわかりません)、応募文でも家族についての語り出しは沈黙の一行なのですが。
 
 そもそもウォルト君、神官である他人を見るとき、その人個々のかったりかったりするところよりも『神官である』ということのほうが大きく見えてしまうようです。神官とはこうあるものだという概念や、自分もいつか神官と呼ばれる人間になりたいという目標とかがちらついて。
 アイリーンのこととかどう思ってんでしょうね(笑)
 
 そのくせが、タキさん相手にも抜けてない。
 ただ、深く知ればきっとその個性や苦悩に思いを致すことができるかもしれない。
 
23:08:55 <Walt_G > 「……そのぐらいでいいんじゃねえのか。あんまりあれこれして貰うと、今度はきっと感謝の念って奴を忘れちまうからな」>タキ

……そうなの?(笑)

 で、何者がこう言わせたのか私にもよくわかってない。
00:53:03 <Walt_G > 「……そうか。タキさん、あんたは自分の人生を生きたいんだな。姉さんのために用意された人生じゃなく」

 以前の選択系の感想でキャラによる本質の捉え方の話をしましたが、このあたりにザイアでなくニールダだったことの意味があるのかもしれません。
 啓示の内容共々、いつか明かされるでしょう。
 
 それにしても、ウォルトが疑問に思っていないことを指摘したのが、同じように神官になりたかったミジカというのが面白いところですね。
 ウォルト自身も、冒険者として信仰を深めようとすると、第一に怪我を癒すことを求められるけど、それは守っていると言えるのか? という気づきに至った模様です(プリースト、5止めの予定を確定)
 
 ウォルト君は説法下手そうだなーと思ってましたが実際下手でしたね……あとでこっそり落ち込むんだぜむふ(笑)
 

おまけ:応募文再掲

・理想の生き方について
「誰かを守れるようになることが俺の、ああ、なんつうか、人生の目標だな。
 感化されすぎだって? しょうがねえだろ」

……純粋培養ザイアですからね……しょうがない(笑)。

・理想の死に方について
「死に方に理想もなにもあるもんかねえ……。神殿やら戦場でくたばった奴はたくさん見て来たよ。
 ああ、誰かが泣いてくれるといいな。それですぐ立ち直ってくれればいい」

……いい死に方の話じゃなくていい葬式の話ですなこりゃ。

・家族について
「…………。
 ザイア神殿が家みたいなもんだと今では思ってる。帰るところがあるのは、いいもんだな。
 ニールダ神殿はあれだ、就職先」

……一行目は前述の通り。三行目は義理で足したらしい。二行目は使い回しの利くいいフレーズです(何

・人助けについて
「神殿にいた頃は奉仕活動ってのもやらされたけどな……、そういうのとは違うんだよな?
 まあ、俺のちっぽけな力でも何か誰かを助けられるんなら、幸せなことだと思うぜ」

……あんまりそういうのとも違わないと思うよ?(笑) まぁ、がんばれ。

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