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うちの予測変換 [徒然]

 二十年来のATOK(※国産メーカーの変換ソフト)愛好家の私。
 よく診断ものやバトンに『携帯の予測変換をupしてみよう』ってーの、あるじゃないですか。それ
 実はATOKには、文字を入力してTABを押せば予測変換してくれる機能とか、Ctrl+変換キーを押すと携帯みたいに最初から予測変換を表示してくれるモードとかがあります。

 で、ひょんなことから、うちの予測変換を公開してみようかなと思った次第(笑)
……TRPGブログにupするんですから、それはそれはもう。
 以下ルール。

[かわいい]日付や時刻、ことわざなど、ATOKにもとから搭載されていた機能は無視します。
[かわいい]個人名、PC名などは無視します。
[かわいい]存在しなかった文字は飛ばします。

 ではではいってみよ~にや

 

あけてみる



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価値に気づくとき [永遠の一瞬] [柘榴石亭]

100611-12 「永遠の一瞬」 アザレアGM
 エイルマー、クロウ、ハノン、レイン
 蛮族退治を終えた一行。街に戻って報酬を受け取ろう、そこに悲鳴が聞こえてきて……?


 通りすがりの人を助けるのもロマンなら、その人たちがいかにも何か隠してそうなのもロマン。
 というわけで、あらゆる手を尽くして(?)駆け落ちカップルの失恋を阻止しようとするお話でした(※PL視点)。
 言葉を尽くして、だったかもしれない(笑)

 上でリンク貼りました、ハノンさんのブログでは

ヴィオラはいろいろなことが心の琴線に触れてたみたい(笑)

 とか言われてましたが……何だろう(笑)。三角関係とか、駆け落ちにはトラウマないみたいですね。むしろ、理解しやすい恋愛のカタチ?
 ハクロに未だに(※セッション開催時)隔意があるのは、その考えてることがよくわからないということでもあるのでー……
 まあ、今回は三角関係以前って感じでしたけどな(笑)

 寿命のことについても、なんか言ってましたが(笑)
 
 リルズ様に関しては思うところ……あるけど(笑)、家族や仲間を大切にしなさいよ、というあたりは一応、街で布教してるおじさん(『赤心~』で「あのおじさん」って言ってる人)の説教で聞いたことがあるイメージ。
 それはヴィオラさんのモラルにもかなうフレーズなので、出てきたんだろうなぁ。
 いずれにせよ、この自分の発言で何かに気がついたような、何かを思い出したかもしれないような。


 その後の卓で言ってましたが『恋愛するなら将来の結婚相手と』。
 そして周囲に祝福されて結婚すべき、という考えもあるみたい。
 これはモラルなのか、それとも、(乙女の)ロマンなのかな?むふ



おまけ:
03:16:33 *** Shijima has left channel #Garnet_ツツジ (ヴィオラ「恋したいなー」)
03:17:33 <#Garnet:Shijima > いえーい(踊
03:18:12 <#Garnet:Shijima > 基本的に落ちメッセは独り言なので
03:18:16 <#Garnet:Shijima > まあああいうことも言います(笑)
03:18:31 <#Garnet:Shijima > 言った瞬間周囲に人がいないかキョドりつつ確認するけどな(爆)





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タグ:ヴィオラ

どうしてもこうなった[目黒おふれぽ(3/3)] [催事]

 さて、二人のGMのナイスなハンドリングで刻限前に終了した卓。
 二次会の会場を求めて、目黒駅付近へ。

 二次会は駅にほど近いビッグエコーで、ということになったのですが……

 このあたりはTogetter 月光オフ2010/09/26 あたりで何人かが実況していたので、ご覧いただけると臨場感があって面白いかもしれません。(笑)

 二次会は、いきおいネタ曲実況に。むふ

 私の入れたのは、
  • ふがいないや(YUKI)
    • ヴィオラさん2クール目曲(ハクロの出奔を知ってから髪を切るまで)
  • Twinkle Snow Powdery Snow(Perfume)
    • ヴィオラさん3クール目曲(現在)
  • ドラマチック(YUKI)
  • BLUE(宇多田ヒカル)
    • ネリアさんwiki曲
  • メランコリニスタ(YUKI)


 他にもエアーマンとかベジータ様とかネタまみれのカラオケだったみたいですよ[カラオケ]


 さて、三次会はファミレスを求めて彷徨った結果、ガストに決定したのですが……
 ばるさんがすごくいいお兄ちゃんすぎたw

 Togetterにも記録しておきましたが、黒いスパゲッティのシンクロの不思議とか……
 その上にチーズ掛けまくったら『どんだけ掛けるの?!』って突っ込まれたりとか……
 あとは月光のこれまでのこととこれからのことをかなり赤裸々に話してましたな。ログに残せないような話も少々……(笑)

 あ、そうそう、みなさんキャラコンありがとうございました!(笑)

 次の目黒オフ会は2月末という噂。みなさんふるって参加してねはーと

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カリスマ用務員とインドネシアと発泡酒[目黒おふれぽ2/3] [催事]

 さて、2卓目はささにしきさんのナイトウィザード2。初めてということで、いろいろ教えてもらいながらキャラシーを埋めます。
PC2「GMGMぅ~。このヒロイン、何歳?ん
外野「ちょ、おまw」
……隣の卓からツッコミが来た(笑)
「だってぇ~一歳ぐらい上にしようと思っただけだよ他意はないよー(笑)」とは言っていましたが、一瞬みんなにものすごい目で見られていたのは彼の人徳だと思った(プライバシー保護のため、HNは伏せておきます・笑)。

 私は性格決定表で優雅を2回振り、心底優雅なキャラのはずだったんですが、オープニングの第一声、
NPC「最近、つけられてるような気がするの……」
私「えっストーカー?!」げー
 で崩壊してしまいましたっていうかうっかり忘れた。
 ちなみに返答は、このNPCもウィザードだった都合で
「だったら一撃だからよかったんだけどねぇ(笑)」
……最近の女子高生怖い女子高生怖いぎょ(がくぶる)

 そしてPC2のオープニング。自宅に帰ると鍵が置いてあり、玄関に陰陽師っぽい恰好をした青年が平伏をしています。その慇懃な言葉使いにPC2、
「寒気が走るっていうか気持ち悪いので普通にしてください」
「あっそう? じゃこんなとこで話すのもなんだから、家ん中入ろうぜ!」わら ※PCの家です(念のため)
PC2「……ビールはないですよ」
NPC「じゃあ俺お茶でいいわー」
PC2:じゃあ、茶、あたりめ、それから
   発泡酒を出して並べます

「「「ちょ、おまwwww」」」←2回目
PC2「ビール"は"ないって言っただろ!(笑)」

 PC4……問題のPC4。「自称クールな外国人」のはずなのにダイス目に愛されて登場できず、そのせいでPC3に疑われまくった人。しかし……
GM:誰かが玄関をノックしてるよ。
PC4「幸せになるツボなら買いませんよ~」
GM:……。ダンダンダンダン! ←※ノックの音
PC4「新聞の勧誘なら間に合ってます~」
 ……。こんな外国があってたまるか!(笑)

 PC3の人は……本人のオープニング自体は普通にシリアスだったんですが……
GM:(PC1のオープニングにて)赤と白の布がハタハタしていた気がしたよ。
PC3:……日本の国旗だ!
 と、笑いの起点になってた印象が非常に強いです(笑)
 なおこの後問題の布は、……みんなわかってるくせにぃ~ん、→スイスの国旗かも!→カナダの国旗かもよ!→わかった、インドネシアだ! というところに落ち着きました(笑)

 そしてミドル。登場判定に失敗して飛行機が羽田に降りてこないはず、成田経由になってしまったPC4。GMが用意した合流シーンその1でも、知覚判定に失敗しみんなが立てこもった? 某マックをスルーしてしまうPC4かなし
GM:わかった、次は判定なしで合流しよう(笑)いつ出てくる?
PC4:じゃ、情報交換が終わったところで「話は聞かせてもらった!」って登場したい(笑)
 ……。
PC2「誰だお前は!」(笑)
PC4「私は……明日からこの学校に赴任する……用務員だ!!」
PC1「用務員?!(笑)」
PC3「そんなあからさまに外国人な用務員がいますかー?!(笑) むっちゃ怪しいです!(笑)」
PC4「なんだと、失礼な! 私は母国で(略)な、用務員のプロフェッショナルだぞ」
PC1「ま、まさか……用務員の中の用務員、スーパー用務員だと言うのか!?」びっくり(爆)
PC4「違う!
   カ リ ス マ 用 務 員 だ!!

PC1「……ごめん先輩(PC2)、疑って。本当に怪しいっていうのは、こういう人のことを言うんだね!(笑)」ういんく
 ……ダイスのせいか? これ(笑)

 シーンは進み、ヒロインの部屋に侵入してくる何者かの手の者。PC3の「女の子の部屋に勝手に上がり込んでくるなんてー!(名言その2)」いかりの一声でなぎ倒されていきます。エンチャたのしす。
 そしてまた一人だけいないPC4(笑) なんとか駆けつけて一行動だけできたのですが、
PC4「あっ! 命中一点足りない」
PC3「(すかさず)この人やっぱり敵と通じてるんだ!(名言その3)」
……計算ミスだったため、その後無事に攻撃して撃破していました。よかったしょぼ……何より彼のために(笑)

 そんなこんなでクライマックス戦闘。反省:MPは先に回復しておくべきでした……。あれ
 カウントとかプラーナの管理も今ひとつ。……その分慣れたら楽しそうですけど!(笑)
 PC1はヒーラー。ミッションはラウンド終了時にNPCを蘇生させることだったのですが、
GM:ボスがバッドステータス系の攻撃をしてきます。目標値は……
PC1:それクリティカル必要じゃないですか!(笑) ……あ、クリティカル。むふ
GM:ちょ(笑) 次、ボスと手下が攻撃してきます。ヒーラーが目の前にいるから集中攻撃で☆
PC1:HP0ー?!ぎょ
……そんなわけで、『PC1に蘇生を切って、NPCは運を天に任せるか、NPCに蘇生を切って、PC1はなんとか復帰するか』の選択を迫られる羽目に。
PC1:くっ……ミッションを優先する! 死んだらごめん! プラーナ使ってダイス2個増やす!
 4d6=21
……なにそれ(爆)
PC3:PC1、なんかものすごい、人生の両極端を見てるよね……(笑)
 ううう……。(笑)
 そんなこんなで、アタッカーさんたちが雑魚を一掃、ボスもしっかり倒してもらって。やっと駆けつけた味方NPCずを「変態が編隊でやってきた!」扱いしつつ無事エンディングに。
PC1:あれ? ヒール自分にしか使ってないはず(笑)

 エンディングフェイズでは、PC4に『用務員募集のチラシ』が渡されます。
「ミドルの用務員宣言は、はったりだったのかよ!(笑)」
 そしてPC1のエンディングシーンで全行程が終了します。
PC1「マック行こうよマック」
ヒロイン「またぁ?」
PC1「じゃあ牛丼屋」
 部屋中の男性からわき上がる「そんな女子高生いやだよ!」のコール。
PC1:うるさいなぁ、本物の女子高生なんてこんなもんだよ! っていうか
 女子高生になったこともないくせにー!(机だんだん)
いかり
「「「「「あったら怖いわ!(笑)」」」」」
 綺麗なハーモニーでしたほし

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月光様 [目黒おふれぽ(1/3)] [催事]

2010/09/26 第n回目黒セッションオフ
 参加者:紫嶋桜花 小日向瑞穂 あましず アザレア ばる 南雲仁 ささにしき ルノア ひろむ あーる



 9時頃集合、とのことだったんですが、私は0905目黒着。……既に案内板の前に2列で整列してる集団がいるんですが(笑) 案内板見たかった人いたらごめんなさいorz
 オラこんなに人が早く集まってるオフ会初めてだ!!(重役出勤)

 もりもりと移動開始。途中で昔寄ってたコンビニがどこにいったかわからなく……アトレが増えてたのね。会場へ向かう下り坂もやたらオサレになってて、「何このアメリカン」「こんな……こんなオサレなところはボク達のオフ会会場(に向かう道)じゃない……!」なんて言ってました、このあたりで既にテンションが#geekou
 一部から「あっ超帰り道だ」というつぶやきが聞かれました。そうか……(笑)



 会場着。案内板の「月光様」の大きな3文字に怯むメンバー多数(笑)
「しょうがないじゃないか、華亭は説明するのめんどかったんだよ!」※そういう問題ではありません
 自己紹介と席順決めを。どうせ既知の仲だし名前だけでも、と思ったんですがみんな月光歴とかセッション経験とか喋ってくれる。いい人たちだ。

 机を並べておやつを配る。皆おいしかったですありがとう、例によって色々山になってたおかげで、1コずつ食べても全部はいただけず残念でした(部屋に持ち帰った紙袋を隠しつつ)
 そういえば、ばるさんがお手製の梨タルトを持参されていたんです。ソフィアに半年遅れのホワイトデーしたハークのネタ、とかで。
「だって俺バレンタインのあとすぐ繋げなくなって、久しぶりに来たら、久しぶりに来たらさー! ソフィアが『今年中ならお返し受け付けてる』って……!」
 がんばれ男子。タルトはうまかったぜ。腹にずっしり来たけど(笑)

 各卓プリプレイへ。各種シートを配るGMたち……なのですが……
 準備がよすぎるあーるさん(※PL)が光る光る。っていうか荷物がね、荷物下ろしたときの音がね、「どさっ」じゃなくて「ごとっ」なんですよ! 明らかに堅いの(笑)



 1番卓(DX3)はプリプレイ時からワイワイガヤガヤと。
 私の席からは角度的にばるさんのリアクションがよく見えてたんですが、
 ばるさんが笑っているか、
 ばるさんが笑い伏しているか、
 ばるさんが「霧谷超むかつく!」とか「全部この人のせいかあああ!」とか叫んでる絵しか見えなかったので、きっと楽しい卓だったのだと思います。(*´ー`*) あ、アザレアさんが笑ってたのもちょっと見えた(角度)

 こちらの卓の休憩時間にちょっと聞いてみたら、PC1の某さんが無双していたらしいとのこと。面白そうなのでそのまま見学してみたのですが、
 ヒロインをあっちの世界に連れて行ってしまおうとしていた敵の集会へ、殴り込みを掛けるPCズ。
敵「お前達、どうしてここへ!」
PC1「(ヒロインの装身具をちらつかせて)さぁ、どうしてかのう……?(笑)
 何この裏切りの世界(ダブルクロス)

 あとなんかクライマックスのラストで「大丈夫、(ヒロイン)は強い子です!」って言ってたのが、あり得ないぐらい白々しくてよかったです(爆)
 あと、「桜花さん! ○○君をせっかくだからNPCで出したよ!(さむずあっぷ)」ってGMが言った瞬間。
「えっ?! 裏があるキャラじゃなかったの?! ネームドだから超怪しんでたよ!(爆)」
 って言われてたのが印象的でした(笑)
 アフターでも盛り上がってたようで。……まぁ一回のオフ会で確実に二回はオーグルの話出るよな(爆) 『花』が……とか言ってた人も(笑)。


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フィフティ・フィフティ [今は平穏を望む リテイク] [柘榴石亭]

100606 「今は平穏を望む リテイク」キャスターGM
 ヴィオラ イレーネ、コロナ、フレイ、クロウ
 高価な品を運ぶ冒険者達の前に現れたのは、一人の少女……。
 目的地を目の前にして、彼らが告げられた言葉とは?


「半々」 人を信じる確率です。(100の質問参照

 怪しい人は信じない、自分についての情報を見せない人も、綺麗なことを言う人も。
 いろいろあったろうからなあ……、でも、人を信じるのは美しいことだ、とも叩っこまれてるから、おおっぴらに疑うこともできない……こんなところにも(い)たばさみ(笑)

 
 そんなヴィオラですが、リルズ様。ちゃんと、信じてますよ?(笑)
 蛮族に相対すればライフォス様に、ご飯のことを考えるときはティダン様に祈る、無印の農民のよーな信仰ですが。
……リルズ信者とは言えない? ごもっとも。


 しかし、プレイ中はダメージ魔法とバイタリティが楽しくてしょうがない……。
 どうしたもんか(笑)


 さて、クライマックス。直前の別の卓でもそうだったんですが、早めに結論を出してしまうようにしているです。
 なぜなら、ポジティブさはファストアクションだからね!(笑)


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タグ:ヴィオラ

迷子 [小咄]

※ファンタジースキーさんに100のお題参加作品


 ある年の初夏、移動遊園地が町にやってきた。
 二つ年上のハクロはこんな時は大人から頼りにされる引率係だった。だけど、広場に並んだ色とりどりの建物やテントを見上げ、目をまん丸にしてるのはあたしと同じだった。

 その中で、なんでミラーハウスに入ることになったのかは覚えてない。いくつか、振り回されたり動物とふれあったりするようなもので楽しんだあと、気分を変えてみようってことになったのかも知れないし、ユユファがいきなり突進して行ってしまったからだったかも知れない。

 あたしは両脇をぺたぺた確かめながら進む。角をいくつか曲がって、低くなった通路をくぐり抜けて、鏡だけの世界で時間も進む。ハクロは後ろから来ている。ユユファの三つ編みが揺れているのが、どこかの壁に映る。町の誰かの影。あたしは声を上げる。
「ユユファ、あんまり先行かないで。はぐれる」
 でも、一緒についてきているはずのハクロは何も言わない。
 足音だけがついてくる。
 ユユファの姿はもう見えない。
「もう……ハクロ」
 振り返った私の目に飛び込んだのは、いつもの見慣れた白い髪じゃなく、町の小僧の一人のびっくりしてる顔だった。
「お、鬼っ子」
 もろに目が合うと、泡食って逃げ出していく。途中でどっかの鏡にぶつかったらしい、ガンって音がした。いい気味だ。
……じゃない。
 あたしは鏡だけが広がる世界で一人っきりだった。
 左右を見れば続いてく光景にひたすらあたしの姿が映ってる。ため息。あたしは鏡が嫌いだ。
 進むか戻るか迷って、さっきの悪ガキに鉢合わせするのは嫌だなと思った。仕方なく、出口に続いているといいなと祈りつつ、探索を続ける。
 すぐに床が円形の、ホールみたいなつくりのところに着いた。どうやら行き止まりだ。
 きびすを返そうとすると、そのホールにもう一人あたし以外の人がいたのに気がつく。
「お姉さん、ここ行き止まりだよ」
 その人は大きな帽子を被っている。中途半端な灯りのせいで、顔立ちとかはよく見えないけど、見慣れない人だ。町の外から来た人だろうか。
「そっか」
 その人があたしを見たのを雰囲気で感じる。
「じゃあ戻ろっか」
 あたしが先に立って通路に戻れば、その人はすぐ後ろをついてくる。
「お姉さん、一人で来たの?」
 あたしはなんとなく、会話を続けなきゃいけないような気がして聞く。
「うん。あなたは? お母さんとはぐれた?」
「……そんなに子供じゃない」
「じゃあ?」
「ともだち」
 そっか、とお姉さんはつぶやいて繰り返す。
「ともだちと来たんだ」
「うん。どこにいるかわかんないけど」
 あたしの足音だけが響いて鏡に跳ね返り、遠くまで流れていく。
 悪ガキが逃げていったのはこのへんだったろうか。
「──その子たちと」
 お姉さんが言う。
「約束してる?」
「なんの?」
「はぐれたときの、どこで落ち合おうとか」
「してないけど……たぶん出口まで行けば、一人は待ってると思うし」
「ほんとに?」
 あたしは振り返る。お姉さんの姿はすぐ横、思ったよりも近くにあってひるんだ。
「それで大丈夫なの? ちゃんと会える?」
「会えるよ……今までだってそうしてきたもの」
 近くで見上げたらお姉さんの肌の色は思ったよりも白かった。
「いいのかな、それで」
 そして気づく。
「そうやって二人のところに戻ってもいいのかな。いつまでも?」
 その人は鏡の中に立っている。
 どこにいるのか、振り返るけれど……どの鏡にもその人は映っていて、そしてその人はどこにもいない。
「二人がいるところならいつでも帰る場所って言えたけど、今は、──
 ほんとは、どうなんだろう?」
 
「ヴィオラ。交代。起きて」
 あたしは毛布をはねあげる。闇の帳を切り裂いて焚き火が一つ。
「うわー……なんだろ、すごい寝汗かいた」
「夢見でも悪かった? 水浴びしてくる?」
「ん……いいや。火に当たってれば乾くと思うし。
 なんの夢見てたかも忘れちゃったし」
 
End.

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タグ:ヴィオラ

グループ学習 [英雄の子孫と魔剣 Take2] [柘榴石亭]

100607 「英雄の子孫と魔剣」take2 archGM
 アネット ミレーナ、マリエルルビィ
Annette_G> よかった、裏部屋にはツッコミがいた、、、
   ↓
Annette_G> いなかった


 ツッコミがいないんじゃない。
 ボケしかいないんだ。
 でも最大のボケは卓が立ったことだと思うます……。開催の経緯はGMのブログ参照で。
……みんな、期待の病人だなぁ(笑)

 とりあえず開始時に各人が心に決めたのは「それでも進行はしよう」
……ボケを自重するとかじゃないんだ。あせ

 冒頭から飛ばすマリエルと彷徨うアネット。
 ビィちゃんとミレーナが比較的常識人に見えましたが、それはです。
 そういえばTake1参加者の某あましずさんが「マリエルとアネット初めて」って言いながら見学されてましたが……、どうだったんでしょうん(笑)

 中学生の修学旅行というフレーズがその辺をうろついてますが、遺跡ってつまり京都奈良みたいなもんなんでしょうか。
 そう考えれば、修学旅行でも間違ってないよーな気もします。むふ ※前提が間違ってます

 そんなノリで花も嵐も踏み越えて、いや女の子だけど。
 遭遇した戦闘は、危なげない前衛とは裏腹に、ライトニング☆クリティカル、スリープを次々被弾するアネット。
 でも、援護楽しかった!(笑) とかプリーストが言ってみます。だってほんとに危なげなかったんだもの……(笑)

 ところでラスボスが、まるで迷子になった他校の同級生のように見えていたのは内緒だ。
 (*゚ロ゚)ハッ!! そうすると、入り口で出会ったのはバスガイドさんと運転手

…………。

……ラスト、途中の進行がんばってたミレーナお姉ちゃんが、盛大に一発持って行きました(笑)

そして、実はこれがタグ『アネット』の最初の記事



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タグ:アネット

ハクロに会う・他2本[キャラチャ] [語り]

 うちにしては珍しく、端的なタイトルですね。

ハクロと会った


 さて、キャラチャ強化月間が終わったので、Wikiとサイトの設定をごりごりと更新したのですが。その途端に、というか更新したからこそかもしれませんが、ついにハクロと話す機会がやってきました。
 ギャラリー同席者の多いこと多いこと(笑) 特異なやり方でしたが、皆さんご理解いただきありがとうございます。
 皆が同じ情報を持ってるわけではないので、ところどころ解説を挟みつつの進行とさせていただきました。


 後で読み返したら、反応し損ねてたポイントなのですが

ロブロイ「へー、幼馴染かあ。いいなぁ」

 が……重っ!(笑)
 うん、いいよ幼馴染み。にや
 


 とりあえずの目標は

  ●ハクロに会う
  ●謝る
  ●今後の予定を聞く(行動面と、恋愛面の両方の意味で)


……だったのですが、特に最後なんかはハクロの方で自動的に出してくれたので、一応全部達成しました。
 婚約者うんぬん、という話はユユファのいないところでバラしていいものかしばし悩んだようなのですが、プロポーズという言葉から誤解を招くと困るし、という感じで公開に踏み切ったようです。

 まあ、そういう話(リルズとか婚約とか)になる予告が実は

ヴィオラ「……甘……ッ」

 という第一声だったんですけどねはっはっは。誰が分かるっつーんだ。


 そして息をするように水を得た魚のようにツン……尖る私。
 魔境こと風呂で、「あー、私でもユユファとヴィオラならユユファを選ぶなあ」という知見に達しましたむふ
 ヴィオラのツッコミ=元気と取るハクロ君で、リルズ=恋愛(定数2)と取るヴィオラと思い込みの点では正直おあいこなんですが、

Viola_CC > でも今日の話の一番難しい点は、「ハクロがヴィオラを理解する」ではなく「ハクロがユユファを捕まえてくる(物理的に)」であると信じて疑わない。

 と思う。



アーニー君とのバランス


 ●レンデ様の印象すりあわせ ←外面と言われた
 ●レンデ様はアーニー君に甘えているんじゃないか ←言いたかった
 ●捨てられたくなかったように聞こえるなあ ←言わなかった

   └代わりに「あいつらもそんな感じ……だから」と言ったらしいです。なんだ捨てられ仲間か!

 ええと(ごほん)。今回しみじみと思ったのは、
 ヴィオラ→アーニティがアーニティ→ヴィオラの何倍も色々考えてしまう、というキャラ性です。
 考えるったって自分の狭い経験の中でしか理解できないんですけどね、ヴィオラさんは。まず普通の姉とか弟とか妹とかがわかんないし(笑)



アイリーンとの課題


 時系列順に言うと、

 1.アーニー君と一緒にいるときにアイリーンに『姉代わりとして守る』というニュアンスのことを言われた
   ※自分はちょっと、と思ったものの、この時点ではあんまり気にしてなかった
 2.みづほさんの卓「LIVE or LIFE」で『誰でもいい、守るって言ってほしかったんだ』という自覚に達してしまった
 3.そうすると守るって言ってくれた人のことを思い出す……が、
   『いやいやいやいやそれはないっていうか誰でもいいって言ったって初対面の相手にはないでしょうそれ』


 1と2の順が逆なら……あるいはまー。『もっと昔に言ってほしかったなあ(でも大丈夫)』というあたりに落ち着いたのでしょーが。
 
 今は『……よし、じゃあ次アイリーンさんに会うときは"守ってもらわなくても平気な強いあたし"を演出(笑)しなければ』と思ってるらしいですけど、これも含め、ヴィオラの方は第三者にツッこまれないと硬直したままだと思います。
 なんか背後が思ってしまったのですね、『もうこいつは硬直したままでいーや』と……←アイリーンとのことに限りません
 (だからハクロに対しても態度が軟化しないのかも知れません)




まとめ


 なんか、今思ったんですが、少女漫画の登場人物のよーな頑固さですね……(笑)
 さすが、『ふがいないや』をテーマ曲に選んだら某あましずさんから『ドラマチック』を挙げられたキャラだけはある(笑) ※どちらもTVアニメ『ハチミツとクローバー』主題歌

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責任の取り方[万の眠り:take2] [柘榴石亭]

100509 「万の眠り」take2 archGM
 ヴィオラ アーニティアニーハノン・SSたん
 遺跡の上に建つ街、それは人の想いの上に建つ街。
 静かに座すのは、想いをどこかに置いてきてしまった眠り姫……

 
……と、なぜか酒盛りをした話(笑)

 まー、とにかくSSたんがおっとこ前でしたね、言うことなすこと。マギテもむっちゃ楽しんでたしなぁ。
 ブリジットから見ると、小気味よく映ったようです。そして、とことん人の上に立つ相ですね(笑)

 しかし一発ネタのおもしろさはハノンの「パペットマペット」に軍配でしょう。懐かしすぎるよ!(笑)

 ハノンも、いろいろ考えて気を回してくれていたナイスなお兄さんでした。
 あと、結構ポジティブというか、思考が明るい方を向いているような。和みます。

 アニーは、かなり感情移入している様子が伝わってきました。
 前々から思ってたんだけど、プリーストっぽくないよね!(笑) いやそれが善し悪しとかではなく、
 無印で言うならシャーマンみたいなフリーダムさがちらほらと……。
 
 アーニティ君は対照的に、ひたすら距離を置こうとしていました。
 SSたんに言われていた『思春期』っていうワードがハマりすぎてて、私の中ではそれしか印象がなく(笑)
 っていうよりそれを言えるSSたんっていったい、みたいな話でもあるよーな。


 という顔ぶれの中に、敢えてブリジットを投げ込んだ私。
 
 選択系においての彼女は、特にどちらという思想があるわけでもないんですが、何となく前に歩いていける、救いのある方を選んでみて、それを選んだことでやらなければいけないことが発生すれば責任を全うする、というようなタイプらしいです。
……あれ、ちゃんと脳筋じゃないか(笑)


「こういう考え方もできないか? 我々は彼女の友人だ、だから彼女が道を外そうとするなら、それを止めてやるのも友情だろう? ならば、
 緩慢といつか何かが起こることを待つより、責任が取れる形でそれをするのも」


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